CASE お客様の声

  1. TOP
  2. CASE
  3. リーダーであるプレッシャーが「自己肯定感と安心」に変わる、心の変革リーダーシップ研修

リーダーであるプレッシャーが「自己肯定感と安心」に変わる、心の変革リーダーシップ研修

リーダーであるプレッシャーが「自己肯定感と安心」に変わる、心の変革リーダーシップ研修

予防歯科クリニック様

大阪府

キャリアラボでは、「一流の接遇力」「院長経営力」「人間関係チーム力」という3つの観点から「人の課題」を解決することをコンセプトに、クリニック様の組織力向上をサポートしております。組織力向上のためには、単に現場のスタッフが成長するだけでなく、院長先生や各セクションのリーダーのマインドやリーダーシップも鍵となります。弊社では、クリニック医療接遇コンサルティングや院長コーチング・リーダーコーチング、リーダーシップ研修も行っております。

 

今回は、実際に大阪の予防歯科クリニック様で実施した「リーダーシップ研修」のアンケート結果をご紹介いたします。

 

昨年から、毎月1回の研修をシリーズ形式で実施し、各セクションのリーダーの方にご参加いただきました。

 

「リーダー=プレッシャー」からの解放と、「自己肯定と安心感」に変わる研修

アンケート結果からは、研修が単なる知識提供に留まらず、参加者の内面的な変革を促し、それが日々の実践に繋がっていることが分かりました。

  • 医師からのお声:不快感やストレスを感じた際に「しんどい」という感情だけで終わらせず、「なぜ不快だと感じたのか、ストレスに感じるのかを突き詰めていく」ことの重要性を学びました。
  • 助手リーダーからのお声:人に同調しすぎて、必要以上に悩み、しんどくなっていました。感情の話をする人に対して、どのように対処するか教えてもらったので、実践できるようにします。

また、リーダーとしての自己肯定と安心感も得られ、リーダーという役職に対して無意識のうちに背負っていた肩の荷が少し下りた様子がうかがえました。

  • 衛生士リーダー:リーダーに定義が無いことを知ることができたので安心し、大丈夫なんだと気づきました。
  • 複数意見:リーダーシップの固定観念が取り払われ、色んなリーダーがいて良いんだと思えたのは少し楽でした。
  • 人はリーダーのスキルに対してついてくるのではなく、リーダーその人自身の在り方や生き様についてくると教えていただけたので、自分がどう在りたい中を探そうと思えました。
  • 自分自身のダメな部分ばかり見ていたが、今の自分を受け止めてあげようと思えて自分自身の肯定感が少し上がりました。

研修を通じて、心が軽くなったと感じた参加者が複数おり、悩んでいることが解決し、スッキリした気持ちも聞かれます。これは、「心の癖」や「感情の扱い方」に気づきいたことによります。従来のリーダー像に縛られず、自分らしいリーダーシップを発揮できる安心感に繋がりました。

「なぜ?」を問い自分と向き合う、本質に迫る実践型リーダーシップ研修

「リーダーシップ研修」と聞くと、身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、今回実施した研修は、受講生の皆様が普段働く職場で実施され、「より実践に近い感じで学ぶことができました」と院長先生からご好評をいただきました。

 

少人数制で「一人一人にアプローチしていただけたので、リーダーの皆が大変満たされた気持ちになってるのが表情で伺えた気がします」というお声もいただいております。

 

研修では、受講生一人ひとりの内面に深く問いかける時間を重視しました。受講者が

  • 時間を忘れるくらい集中しました。
  • こんなに自分自身を深掘りして、自分の声に耳を傾ける機会は
  • 休憩時間がもったいないくらい楽しく学ばせていただいています。
  • 毎回学びがあり楽しみで、あっという間でした。
  • 心が楽になったり変わることでスタッフとの関係にも良い変化がみられている

と、その充実感を語っています。

自らの感情を扱えるようになり、リーダーとしての心の余裕が生まれる

本研修では、リーダーひとりひとりの「内面の在り方」を深く掘り下げました。

特に印象的な学びとして挙げられたのが「投影」という概念です。

  • ザワザワする時、相手を理由にしていましたが、投影の心理を聞いて相手は自分の鏡であることが分かりました。
  • Aさんが居る事によって気づくことや自分がどうありたいのかを考える事ができて良かったです。
  • 相手に感じる感情は、実は自分の願いや思いから来ることを知りました。
  • 掃除をサボっている人がいると怒りという感情を感じていましたが、自分自身がさぼることをNGと思っているからなのだと知ることで怒りにならず、自分の感情を扱え、、自分に余裕ができた気がします。

受講者の皆様は、相手の行動に動揺する理由が、実は自身の内面にあることに気づき、自らの感情を扱うことができるようになり、心に余裕が生まれるといった具体的な変化に繋がっています。

自分と相手のタイプを知り、円滑なコミュニケーションの実践ができる

研修以前は、タイプが真逆の人との接し方で上手くコミュニケーションがとれず悩んでいた方もいらっしゃいました。

 

本研修を通して自己と相手のタイプを知る事で、より良い対話を意識し始めました。

  • 自分は優しさと思って共感していた事が、同情になっていて、余計相手が話したい状態にしていたことに気づきました。
  • 他人のタイプを知った上で、どう相手と向き合うとコミュニケーションを上手く取れるのか考えようと思います
  • 自分が思っていないことや聞きたくないことは、同情せず共感するか、相手の気持ちに入り込みすぎないようにします

リーダーとしていくら部下を変えたくても、こちらの意思では他人は簡単には変わりません。「人は変えられない、しかし自分は変えられる」という哲学があります。本研修では、自らのコミュニケーションタイプがどのようなものであるか、を知り、また他者のコミュニケーションタイプとの違いを知ります。院内コミュニケーションも、対患者様コミュニケーションも全て共通して、自己と他者を知り、その違いを理解し、対応方法がイメージできれば、コミュニケーション力は大きく向上します。

内面から溢れ出る真のホスピタリティと患者コミュニケーション

患者様とのコミュニケーションにおいても、どのように患者様の感情に反応するのか学びました。

  • 自分の主観や感情をいれず、教えていただいた技術を意識して日々診療に望みたいと思います。
  • 患者さんが話された言葉に反応するのではなくまず受け止めるという、客観的な傾聴の重要性を学びました。
  • 『脳は主語をとらえない』という話は衝撃でした。他者への言葉が自身にどう影響するかを深く理解するきっかけとなりました。

これらの学びを通じて、「医院全体でレベルの高い接遇ができるよう、内面的態度の考え方の統一や意識について、リーダーとして自分からアウトプットできるように取り組み」たいと意欲を見せていただきました。クリニック全体のホスピタリティ向上に貢献する内面的な変化が期待されます。

リーダーの変化が経営力を底上げする

リーダーシップ研修による変化は、クリニックの「経営力」の強化にも貢献します。

 

院長先生からは、

「リーダー陣が研修を通じて、他人には他人なりの考え方があり、自分と同じ反応を求めるものではないというところに気がついて、受け入れようと意識しているんだな、と感じられる研修でした」

というお言葉をいただきました。

 

またリーダー陣からも

  • スタッフに対して、あなたのことをしっかり見ています、ということが伝わるように事実承認を上手く使って円滑にコミュニケーションをとるようにします
  • リーダー3人に共通言語ができたことによってお互い相談し合えていたり、支え合っていることが本日の研修を通して気がつけたので嬉しく思いました

とのコメントがあり、効果的な人材育成・マネジメントへの意識が醸成され、リーダー間の連携が強化されたこともうかがえます。

 

さらに、リーダー陣だけではなく、院長先生ご自身からは、「共感はしたいけれども同調はしたくないときに上手く立ち回れるよう練習していきます」と、より洗練されたコミュニケーションへの意欲が語られました。

講師への信頼感が研修効果を高める

印象的だったのは、皆様からいただいた弊社講師への信頼感です。

  • 小松先生の言葉1つ1つが心に響きました
  • 小松先生にお話を聞いてもらっていると色々聞いてほしい、どうしたらいいか教えてほしいとどんどん溢れてきます。
  • 本当に魔法のようで、とても安心します。
  • 分からないところを先生が聞いてくださり細かく説明してくださるので、しっかり理解しながら学べることが嬉しいです。

といったお声をいただきました。

 

受講者の皆様は安心して自身の感情や悩みを打ち明け、深く考えることができたようです。分からない事への丁寧なサポートも研修の効果を高める要因となりました。

 

  

 今回のリーダーシップ研修は、予防歯科クリニックの皆様が「対人関係の課題」と真摯に向き合い、リーダーシップとチーム力を向上させる機会となりました。弊社は、これからもお客様の「人の課題」に寄り添い、組織の可能性を最大限に引き出すお手伝いをしてまいります。